省エネ性 と 透明性 の両立

iQUEフィルムは、夏の陽ざしに含まれる熱線を吸収するのではなく、
室外に反射し、陽ざしの明るさをそのままに、
窓際の体感温度を大幅に改善させます。

冬も室内の放射熱を閉じ込めるため、
四季を通じて大きな節電効果が期待できます。



「 暑さ 」の原因は 室温・気温 ではない

体温36℃ の私たちは、水温36℃ のお湯に浸かっても、それほど熱いとは思いません。
それは気温だって同じはず。
40℃を超える気温でもない限り、暑いと感じない…と思いませんか?

熱中症予防で活用される 暑さ指数( WBGT )は、
人体と外気との熱のやりとり( 熱収支 )に着目した指標で、
人体の熱収支に与える影響の大きい気温 ・湿度・ 輻射熱 で決まります。


暑さ指数( WBGT )とは

WBGT( ℃ ) = 0.7 × 湿球温度0.3 × 黒球温度( 室内 ) 
で計算される暑さ指数( WBGT )を、なんとか 25℃ 以下にしたいところです。
空調がフル運転しているはずなのに、それでも暑いと感じる場合、その原因は、

(1)換気を強くしたため、空調能力が足りなくなり、温度が下がりきらない。
(2)窓から差し込む日射のせいで室温は低いにも関わらず、黒球温度( 体感温度 )が高い。

いずれも、窓を高度に遮熱( 遮蔽係数を0.6以下に )すれば、改善する可能性があります。


黒球温度ってナニ?

【 熱中症計 】
黒球温度は、黒色に塗装された薄い銅板の球の中心に温度計を入れて観測します。
黒球の表面はほとんど反射しない塗料が塗られています。

この黒球温度は、直射日光にさらされた状態での球の中の平衡温度を観測しており、
弱風時に日なたにおける体感温度と良い相関があります。

iQUEフィルム は暑さ指数WBGTを下げる効果があります

湿度があまり変わらないと仮定すると、iQUEフィルムを施工するだけで、
朝の窓際の室温を-7℃、黒球温度(体感温度)を -10℃ 下げる効果があり、
暑さ指数WBGTを ー7℃ も下げる効果が確認されました。


お客様の声

「 かわさき新産業創造センター( KBIC ) 」は、2003年1月にオープンした
研究開発型企業のインキュベーション施設で、スタートアップ、アーリーステージの企業育成や
企業の新たな事業分野への進出を支援するとともに、
基盤技術の高度化を通して地域経済の活性化を図ることを目的として
川崎市が施設を設置し、川崎市産業振興財団が運営をしています。

このアメニティースペースは、入居された企業の技術者の方々に集まって
異業種交流をしていただきたいと思っている重要なスペースなのですが、
夏はいつも暑いと苦情がありました。
しかし、iQUEフィルムを貼ってからは、苦情は無くなりましたね。
今では本館のアメニティースペースでは、昼間に異業種の技術者同士お弁当を食べたり、
講習会や打合せをしたりしています。
また、ある企業の技術者さんが、ずっとここでパソコンを開いて仕事をしていたので、聞いてみたのですが
「事務所よりこちらの方が仕事がはかどる」とおっしゃっていただきました。
実に快適に使っていただいているなと、なかなか良い風景だなと思いました。

あと、研究棟とクリーンルーム棟をつなぐ渡り廊下が、全面ガラス張りで冷房も無いものですから
「蒸し風呂みたいだ」と苦情がありました。
しかし、ここもフィルムを貼ってから苦情は無くなりましたね。
また、ガラスの色が少し落ち着いた色になりましたが、何か処理をしているような違和感はまったく無く、
貼っているかどうか分からないくらい自然な光が差し込んでくるのもいいですね。





iQUEフィルムじゃないけれど・・・

省エネ や CO2削減 の効果を予測します。

遮熱改修工事の効果は、やってみないとわからない…は困りますよね。
そこで我々は、遮熱工事の効果を予測する2つのサービスを準備しています。

①.省エネ効果・CO2削減効果の予測サービス
建物に関するヒアリングで、計画されている改修工事の省エネ・節電効果や、
CO2排出の削減量を試算します( 効果予測は原則無償サービスです )。

②.遮熱効果の小規模検証サービス
ご検討の施工箇所に、サンプルを小さく仮貼し、その遮熱効果を実測するサービスも承ります。
また、iQUEフィルムのカタログ性能が正しく発揮される事を確認する
定量評価サービスも行っています( 検証サービスは有償サービスです )。



暑さ対策の詳しい情報については、お店の暑さ対策.com でも詳細にご説明しています。

窓ガラスへのiQUE施工の具体例に限らず、様々な暑さ対策について、基本的な考え方や材料の選び方、具体的な解消事例など、役立つ情報が満載です。ぜひこちらのサイトもご参考ください。