世界のトップブランド V-KOOL

Silicon Valley (USA)で発明され、Dresden (Germany) で
生産される最高のスパッタリング技術、XIR® Technology。
ドライバーに快適と満足を提供する V-KOOL
燃費や電気自動車の走行距離をも向上させ得る
多くの可能性を秘めた最新のカーフィルムです。

透明遮熱という新しいValue

カーフィルムってどんなイメージがありますか?
なんとなく真黒なフィルムほど車内を涼しく してくれそうなイメージがありますよね。
でもこれってホント?

これを確認するために、こんな実験をしてみました。
まずは縦18㎠、横31㎠、高さ24㎠のガラス水槽を準備。
ガラスの外側には、白いバスをイメージした装飾を施し
ガラスの内側によく知られているカーフィルムを、側面
全面に貼り付けます。中に温度計を入れ、外から西日を
想定した輻射熱をガラス水槽に当てながら、内部の温度
変化を確認してみます。

 
 例えばフィルムを貼っていない場合は、グラフ1のような
結果になります。光照射前は、気温・体感温度とも、室温と
同じ28℃でしたが、輻射熱を照射すると、まずは体感温度が
急激に上昇し、つられて気温も上昇し始めました。またこの
時の気温の昇温速度(初速度)は0.96℃/minでした。
 つまり、この条件で車内温度を28℃で維持するためには、
エアコンで常に0.96℃/minで冷やし続けないといけないこと
になります。また体感温度と室温との差は、室温が低い方が
大きく、最大で7.5℃まで差が広がりました。
 これが“エアコンが効いていても暑く感じる不快感”の正体になります。実際、車内空調が28℃となっていても、体感温度は36℃なのかもしれませんね。

 次に車内温度が何℃まで到達しそうか、解析しました。
詳しい説明は割愛しますが、時間の逆数と温度の逆数で
プロットします(グラフ2)。すると測定結果が直線で
並びますので、そのY切片を見れば、到達する最高温度が
推定できます。
 未施工の場合は、気温、体感温度とも同じ結果で、
Y切片=0.0168となりましたので、最高到達温度は、
59.5℃(=1/0.0168)であると予想されました。




 
 次に、様々なカーフィルムを貼って同じ実験を繰り返してみました。選んだフィルムは左の表のとおりです。
 一般的には、色の濃いフィルムほど、車内を
涼しくしてくれそうなイメージがあることから、
得られた測定結果を明るさ(可視光線透過率)で
並べてみました。その結果がグラフ3、4になります。
 実験の結果、どうやら色の濃いフィルムだからと言って涼しくなるとは限らないことが明らかになりました。
 それでは次に遮蔽係数で比較してみましょう。
遮蔽係数とは、日射熱を遮る効率を表す値で、
遮蔽係数が小さいほど、涼しくなると考えます。
測定結果をその遮蔽係数で並べなおします。

 その結果がグラフ5、6になります。結果から明らかな様に、どうやら遮蔽係数だけでも、優劣は単純には
決まらないようです。ただ遮熱技術(製品)ごとに分けてみてみると、何かの傾向が見えてきています。一方、
例えばV-KOOL70+とV-KOOL30は遮蔽係数が大きく異なるにも関わらず、似たような結果になっています。
これは不思議な結果です。この理由を探るために、V-KOOL X75、V-KOOL70+とV-KOOL30の測定結果を
詳しく見てみることにしましょう。

 まず、室温の結果(グラフ7)から3者を比較してみましょう。V-KOOLフィルムは、いずれの場合も、
優れた遮熱効果を発揮していますが、初期の昇温速度を比較してみると、V-KOOL X75(遮蔽係数=0.66)、
V-KOOL 70+(同=0.50)、V-KOOL 30(同=0.38)の順に、0.42、0.39、0.36℃/minと、遮蔽係数の減少
とともに昇温速度も下がることがわかります。ところがその到達温度では44℃、42℃、42℃となっており、
V-KOOL30は、遮蔽係数が優れている割に性能が上手く発揮できていないことがわかります。
 この理由は、体感温度(黒球温度)の結果(グラフ8)を見ればわかります。輻射熱も含めた体感温度で
比較してみると、遮蔽係数が優れていても濃い色がついているV-KOOL30は、遮蔽係数がやや劣っていても
透明なV-KOOL70+よりも温度が高い結果を示しています。この傾向はAグループ、Bグループ、Cグループの
いずれの製品でも確認される傾向でした。これはつまり、濃い色のフィルムは、フィルムを通過する輻射熱は
少ないかもしれませんが、フィルム自体が輻射熱を吸収して熱くなり、フィルムから再び輻射熱を放射している
からだと思われます。これを再放射と言います。このことから、ほんとに涼しくなるフィルムとは、遮蔽係数が
小さいだけでなく、フィルムが熱くなりにくく、再放射の少ないフィルムであることがわかります。


実際に自動車の窓にテスト施工してみました!

 
 では、実際に自動車にフィルムを試験施工して、効果を
確認してみましょう。
 右の様な同じ車種の自動車を2台用意し、片方にのみ
V-KOOL X75(可視光透過率=77%、遮蔽係数=0.66)を
フロントガラスと運転席・助手席のサイドガラスに施工し、ハンドルの位置に、温度計を設置してみました。そして、
日曜日の昼下がりを想定し、次のストーリーでエアコンを
動かして車内温度の変化を調べてみました。

 実験結果を見てみると、遮熱フィルムのいろんな効果が見えてきます。この効果を一つずつご紹介します。
V-KOOLフィルムを施工していない一般車は、太陽が昇り始めた06:30から太陽の日差しと共に、車内温度が
どんどん上昇し、09:00を過ぎると55℃以上になってしまいます(一般車)。ところが、V-KOOLを施工した
VK装着車は、その車内温度が50℃までしか上がっていません。つまり、エアコンがオフの時の車内の温度
上昇を緩やかにする効果があります。
これは12時~13時の間の温度上昇でも同じ効果が確認され、放置する
時間が短いほどその効果が大きくなる傾向にあります。
 さすがに10:30(出発時)には車内温度が60℃前後まで上がってしまい、一般車なら、エアコンをつけても
快適な温度になるまでに80分もかかってしまうところでしたが、VK装着車は半分の40分で快適な温度にする
ことができました。つまりエアコンの効きを良くする効果があることが確認されました。
 西日がまぶしい15時台、空調が充分効いていて車内は快適なはずなのに、窓から差し込む日差しのせいで、
体感温度は40℃以上と不快に感じられてしまうところ(一般車)ですが、VK装着車は車内温度と体感温度の
温度差が小さく、日差しの暑さを感じにくい効果があることもわかりました。 

 これらの実験の結果、例えば不快に感じない車内温度を35℃以下だと仮定すると、一般車では実運転時間
180分間のうち、快適だったのはたったの40分だけだったのに対し、VK装着車の快適時間は3倍の120分まで
増えることがわかりました。もちろんV-KOOL施工による車内環境の快適化の程度は、製品の仕様、気象上昇、
運転の仕方などによっても変わるので、その効果を一概に言い切ることはできませんが、多くの場合で快適な
車内環境が実現できそうです。

          ※フロント3面へのフィルム施工には様々な規制がありますので、詳細は専門家にご相談して頂く必要がありますが、
           V-KOOLフィルムを上手に活用すれば、燃費も向上させながら、快適な車内空間を実現することができます。
           電気自動車なら、夏場の走行距離が大幅に伸ばせるかもしれません。ぜひとも、個別にご相談下さい。

  

再放射の少ないフィルムの見分け

 ほんとに涼しくなるフィルムとは、遮蔽係数が小さいだけでなく、フィルムが熱くなりにくく、再放射も
少ないフィルムであることがわかりました。ただ遮蔽係数(あるいは日射熱取得率)であれば製品カタログに
記載がありますので、比較検討が容易ですが、再放射の大小はカタログを見ても記載がないことが多く、これが
製品選びを難しくしています。
 要はガラスが熱くならなければいいわけですが、それではガラスの温度はどんな風に決まるのでしょうか?
実は、非常に便利なガラス温度の予測式(簡易的な近似式)があります。

   ガラス温度:Tg=0.041×(日射量:I×日射吸収率:A+15.1×外気温:TO+9.2×室温:TI)

 この式を、自動車ガラスで置き換えて考えてみましょう。例えば真夏の西日を想定します。
外気温:TO=35℃、車内温度:TI=26℃の環境下で、日差しの強さ(日射量)を600W/㎡とします。すると
その時のガラスの温度Tgは、Tg=24.6×日射吸収率:A+31.5 となります。例えば日射吸収率が60%を超える
濃色ガラスの場合、空調が効いているにも関わらずガラスの温度が46℃を超えてしまう可能性があるわけです。
つまり再放射の少ないフィルム探しでは、日射吸収率の小さなフィルムを探せばいいわけです。
 とはいうものの、日射吸収率も製品カタログに記載はなかったら・・・。でもここまでくればもう大丈夫。
遮熱フィルムの良し悪しは簡単に見分けられます。遮熱フィルムは、日射熱を遮る機能性フィルムですから、
優れた製品は、熱源ランプに当てた時の熱の透過を感じないものが、良い性能のフィルムと考えることが
できますが、ここでもう一つ、製品にランプを当てた時の、熱の反射についても確認してみて下さい。

 もしフィルムによるランプの熱の反射も感じない場合は、
製品に照射された熱を製品が吸収している可能性が高いです。
つまり、その製品は日射吸収率が高く、ガラスが火照って、
熱くなる製品の可能性があります。言い換えると、車内が
暑くなりにくいフィルムとは、熱の透過が少ないだけでなく
熱をよく反射する製品であるということになります。

 
 ここで改めて先ほど検討を行ったフィルム製品の製造技術とその結果のグラフ5、6を確認してみましょう。
遮熱効果の高いV-KOOLは熱線全反射型フィルム、次に性能の良かったグループAは熱線部分反射型フィルム、
あまりいい結果が得られなかったグループBや、ほぼ性能が認められないグループCは熱線吸収型フィルムで
できています。
 つまりグラフ5、6の結果は、遮蔽係数と日射反射率の両方の優劣で暑さの遮蔽効果が決まるという、とても分かりやすい実験結果だったのです。

 
 

さぁ、日本でもV-KOOLを始めよう!

 世界で最も有名なカーフィルム、V-KOOL。残念ながら、日本ではほとんど知られていません。
これは施工が難しいこと、施工上、様々な注意点があるため、利用者にはとても素晴らしい製品であるものの、施工業者にはとても難しい製品であることが大きな原因かもしれません。

 だからこそ、腕自慢の施工職人様を我々はビジネスパートナーと呼び、共に歩み続けたいと考えています。
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